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地べたを這いつくばって、GTを狙って釣りをしています。三十路の坊主髭。

GTの持ち帰り方

GTが好きで、アホみたいにいつもGTの事を考えてるから益々脳みそがダメになってきた。そしていつのまにかこんなにもいかれポンチになってしまった。あーどうしましょ。


そんないかれポンチ、釣ったGTを食ったりする。勿論元気なうちにリリースできればするけど、割と持って帰る事も多いから、今回はその持ち帰り方のご紹介で御座います。落書き付き写真と共にお送りします。

ヒアウィーゴー

まず、釣る。(過去の魚の写真をまたしても、失礼)

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そして背負子で背負う。これ36kgだけど、まだ全然いける感があったから40-50kgとかでも頑張ればいけると思う、たぶんね。笑

背負子はエバニューのオレンジボーンってやつ使ってます。背負子は地味に、いや派手に高い。


で頑張って岩登ったりして戻る。

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道路に上がった頃にはこんな感じ、ヘロッヘロ。同行者がいてくれれば道具を持ってもらうと大変助かる。この時非常に助かりました、感謝。


で車にぶち込む。クーラーには入らない事もある。

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釣具屋に持って行って検量しても良い。

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んで解体開始。

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同行者にはゆっくりしてもらってれば良い。コーヒーでも飲んでもらったり。とにかく自分で頑張る。

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頭が落とせない時はノコギリを使っても良い。

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落とした頭は、かぶっても良い。

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燻製にするなら塩胡椒でもして

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フックに引っ掛けたりして

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燻煙して

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はい出来上がり。飲むしかないねこりゃ。


一応こんな感じでやったりしてます。GT食べれるよ、おいしいよ。


釣った魚は、当然自分で捌いて食うっしょ、というオカタイ感じが自分にはあるし、そもそも魚触るのも好きだから、こういうの全然やる訳です。たまに若干、いや結構面倒くさいけど、どうにか頑張る。そもそもGTそんな釣れないから大丈夫。笑

勿論以前は大きな魚なんて捌いた事無かったし、適当にやりながら覚えた。最初に釣ったのが20kg超えてたからいきなり大変だったけど、やってみればどうにかなるもんだ。まー誰だってやってみなければ永遠にできるようにはならないよね。誰でもやればできるよー。
(今はもうヒラでもオボソでもトビウオでもダツでもシイラでもカスミでも、なんでもこいやー、って感じ。あっでもブリは虫入ってるからちょっと嫌だ。)

GT10kg以下なら普通に刺身とかでも割と美味いし、独特の匂いが出てくる大きいやつでも、紹介した燻製やフライ、味噌漬け等にするとそのクセが綺麗に抜けて、ちゃんと美味しい。

そして家族も(動物含む)喜びまっせ。

(うちは犬にも少し分けてあげるけどガツガツ食べる。まーでも犬はなんでも食うかw)

あなたもGTのお持ち帰り、やってみませんか??






○おまけ○
以下おっさんの独り言、人によっては気分を害される可能性もある説教臭い雰囲気のある文ですので気持ち良く自分の生活に戻りたい方はここでまあまあ可愛い犬の写真でも見てお帰り下さいまし、ここまで読んで頂いてありがとうございました。ばいばい。
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○おっさんの独り言○
自分は基本的に無駄な殺生はしたくないと思ってはいる。物凄く好きな魚であるGTは特に。それでも釣りに行くことは針で魚をぶっ刺しに行く事なので、色々矛盾を孕んでいるけど、できる範囲で頑張る。とりあえず、殺してしまったら捨てたくない。食べる。

それでも、どうしても持って帰れない場所で釣りをして、そこで魚を殺してしまって(魚のサイズが大きければ大きい程、まともなリリースは難しくなると思う)、どうしようもなくて海に捨てる場合、釣り上げた喜びが無に帰する位のショックがある。
ましてやその釣果を自慢するなんて、まずできない、あり得ない。
(自分は30kgのGTを殺して捨てた事がある、最悪の気分だった)

だからそうならないように準備するし、そういう心構えで釣りに行く。

自分は、釣った魚が死んでしまったら"殺した"と言い、その魚を海に投げる行為は、"捨てた"と表現するようにしている。自分への戒めの意味で。もしそれができなくなって、適当に誤魔化すようになったら、自分は釣り人としてもうダメかな、と思う。あくまで自分は、だけど。

殺さない為に出来る事はいっぱいあるし、捨てない為に出来る事もいっぱいある。それをしっかり考える。

一生気をつけていかないと。ずっと気持ち良く釣りをしていきたいからねー。

ある件があって、ワタシはそんな事をここ数日、強烈に思っていたのである。

とまあ固い!重い!説教くさい!
すんませーん。
まー引き続き勝手にボチボチやっていきます。


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↑2019/6/23、可愛すぎるやつを投網的落としダモで絡め取って捕獲、主にフライで食べたよ。おいしゅうございました。


究極の理想は自己完結だけど、、

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島から島へ遊びに行ってきました。

しかし今年もまさかこの船に乗れるとは。

本当に有難い。

 

人のブログを見たりしていると、決まって釣れてない時は最初に断りを入れている。自分もそれに倣い、先に書いておく、完全坊主也。

 

釣果ありきのお客様、ここでお帰り下さいまし。ばいばい。

 

今回も島ではとても良い時間が過ごせた。色々な方面に感謝。

勿論できれば釣りたかったけど、まあ仕方ない、そんなこともあるよね。また来年かな。

 

 

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四年連続で訪れる島はやっぱり自分にとって特別な島で、年々少しずつ関係性が変化していく気がする。

 

毎年初めて会う人がいて、すごく勉強になる。長年通い詰める大先輩やGT初めての人等。(勿論島在住の先輩にはいつも色々教えて頂く)

そんな人達との交流の中で、最近気になっていた自分のテーマと合致する学びもあり、今後に活かせる収穫も得られた。ノットやドラグ、掛ける負荷に関して、等。

 

堤防GTに毎年チャレンジするようになって、その印象は大きく変わった。

 

以前堤防は楽、と思っていたが今は堤防GTと磯GT、どちらもとても大変な釣りだと思ってる。

 

堤防だから障害物が少なく、釣り上げるのが楽。というのはちょっと違うんじゃないかと思うようになったのだ。(←なんか勝手に字が大きくなった、何故?まあいいや)

 

これまで堤防で釣り上げたのは5匹なので偉そうな事は言えないけど、まあちょっと書いてみる。

 

(ちなみにここで書く堤防は、基本堤防の高さが10mとかの高さがあり、現実的なランディング手段が落としダモ、という堤防。足場が低かったりランディング条件が良ければ以下の内容の限りではありません)

 

堤防でGT掛けてとっとと寄せて浮かせて自分で取り込む、というのを出来る人はそういない。そもそも自己完結が超難しい。

基本人の助けありきの釣りだから。ちゃんとしたリリースを目指すのであれば尚の事。

 

人の助けを借りて、魚を釣り上げて、堤防は簡単などとは言えないかなと。ましてやそこで借りるのは力だけでなく、落としダモやハシゴなども現地のものを借りたりする。またサーチライトを持つ人がトビウオの位置を確認してくれたりもするし、ファイト中に助言してくれたりもする。

 

そこにいる人達皆で協力して一匹の魚を釣り上げるのが堤防の魅力でもあるだろうから、それをより楽しむ為にも、自分としてはやっぱり想像力を働かせて、その場の自分の釣りの成り立ち方をちゃんと意識して、そこでサポートしてくれる人や使わせて頂く環境に感謝を忘れないようにしなくてはと思う。適当無責任な勢いだけの学生ではなくなり、もういいおっさんになったことだし。

 

落としダモも作り直さなきゃ、大先輩に投網って言われたからね。笑

 

あーこんなんまた釣りたいなー。

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メンテ期間、ST6500viiとUTD

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疲れている。体的には大丈夫なはずなのにだるい、別にシガテラじゃないけど、テンションが上がらない。色々タイミングが合わず、釣行頻度が下がっている。


一年に何回かあるいつものこと。

そんな時はやらなきゃやらなきゃと、ずっと溜めに溜め込んだ道具のメンテナンスリストを一つ一つやっつける。めちゃくちゃスローだけど。


ロッドのガイド巻き直しをお願いしようと思ってたけどタイミング合わず。仕方なくクラック入ってるとこにエポキシを上塗り、雑、気休め。こんなんでもロッドのメンテは取り敢えずOK、とする。


リール。去年ソルティガZ6500EXPスプールをUTDワッシャーにした。最近使っていてふと違和感を感じたので、ST6500viiを久しぶりに引っ張り出してドラグワッシャーを組み直す。


というのも、以前使っていてワッシャーに変形があったのでパーツ交換しなきゃいけなくて、どうにかオーシャンマークにパーツ注文してみた。でも届いたのは自分の持ってるやつに入ってるテフロンワッシャーとは厚みの異なるもの。だいぶ厚い。


メタルワッシャーはおそらくアルミと思われるのが入ってたけどパーツ注文で届いたのは恐らくステンレス?のメタルワッシャー。写真左のがアルミと思われるやつだけど、こんな感じで変形する。弱い。メタルワッシャーB(写真右下)ってやつがシャフトと接するから素材的に弱いと変形する。メタルワッシャーが変形すれば当然その上下にあるテフロンワッシャーも変形する。(写真中央)ステンレスらしきのは強いからいいんだろうけど、なんとまた厚みが若干違う。どうなってんだ。


オーシャンマークは気軽にアフターサービスを受けられるメーカーではなく、自分のように離島在住の人間にはすこぶる不便。わざわざ鹿児島の取り扱い店にお願いして、しかも取りに行かなきゃいけない。そもそも問い合わせをしようとしてもHP上に当然電話番号なんて無いし、見つかるのは一方通行的な"ご意見はこちらまで"

的なもの。(でも問い合わせにしっかり返事は返してくれました)あと取り扱い店(プレミアムショップ)に問い合わせてもパーツリストすらない。なかなか大変。


まあそれもそんなもんかなと思って、しばらくはパーツ注文する必要ないくらいの量注文したけど、上記のように色々と違う。ST4500viiはメタルワッシャーBがそもそも組めなかった。空いてる四角い穴が小さくてスプールをリールに装着する事すら出来ないので不要に。なんじゃこりゃ。更にテフロンワッシャーは4500も6500サイズ一緒だった。教えてくれればいいのに。全く印象は良くない。


そんなこんなで色々面倒くさいけど、枚数を調整してどうにか組んだ。


ST6500viiは二つ持っているけどなぜかドラグノブの締込み具合が違う、何故?片方は締込みに伴ってジワジワドラグ値が上がっていって公称通りマックス18kgぐらいな感じ。もう一つはなかなかドラグ値が上がらず、最後にぎゅっと締まる、15kgはいくかな。どのパーツが悪いんだろう。誰か分かる人教えて下さい。


UTD(グリスはDG12、シマノと奇跡のコラボ)、滑り出しはZの純正ワッシャーの時に比べると圧倒的に良い(Zはメンテしてもダメ、酷すぎる)んだけど、出始めると結構出ちゃう疑惑。去年はST6500vii使って、設定値が同じなのに今年掛けた魚はなかなか止まらない印象。勿論気のせいかもしれないけど、これには結構参った。気づけたから良かったけど。


取り敢えず調子の良いST6500viiをメインにして、UTDをサブかな。


あーライン巻き替えないと。腰が重い重い。



コミット40ストレッチ50

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この後ズリズリいきそうだったのでベールオープンして足場移動したのが失敗、ブレイク。糞。


ファイト中のドラグ値の調整とベールオープンを駆使すれば、また上げられるサイズが上がるかと、40kgが現実に近づくのでは、と考えるけど、今回は失敗。(上げてないからサイズ不明、でかい)あのまま踏ん張るべきだったか。もしくは移動した先で慎重に更にラインを出すべきだったか。まあたらればだけど。


超久しぶりに会う友人を無理やり釣りに連れて行き、釣りをしてもらいつつ、カメラマンをさせるという無茶。彼だけ仕事を完遂。ちゃんと106が曲がってたのね。


なんだか猛烈に悔しいので最近釣った屋久島の魚の写真など適当に貼り付けてごまかす。

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手応えはまるでダツ

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黄色いおじさん

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ヒメフエ、こっちの人はミミジャーって言う。耳があるのだ、ホントだよ。

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大金星の美味い系アカハタ。

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ヒレナガカンパチ4kgくらい10proだと即ぶっこぬき。

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美味しゅうございましたよ。

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一応こんなんも5月の頭に。15kg。


色々反省して次行きます。





しませんできません

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久々になかなかハードルの高い釣り場へ、夜勤明けで突入。


子供ができたら釣れない、というのをぶっ壊す為に頑張って頑張って、(今回またムカデにやられたり)そしてようやく釣れてくれました。

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梅雨UT3で。20kgくらい。


最近はもっぱらフロロ30-35号、先端フロロ45-70号を使ってたけど、今回は久し振りにSSアシスト30号に戻して、先端フロロ70号を使用。以前SSを6ヒロ入れてた時にバットガイドぶっ壊したけど、

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↑その時の写真


入れる長さを調整すればSSは割としなやかだし、快適だった。


今回の魚は、動画を確認したところヒットから足元に浮くまで1分程。この魚以外も、色々頑張ったから全身バッキバキ。なのでちょっとお休み、、、しませんできません。


RB106XX

ソルティガZ6500

PE8


感染源になりたい

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水温病。


海に行くと水温が測りたくて仕方なくなる残念な病気。

ここ三年くらいこの病に冒されて測り続けてるけど色々な発見がある。

岬を回り込んだら水温が変わった、とか半日で水温が2度以上上がった、とか。同じ日で島の西と東で全然違う、とか。

釣り人ができる情報収集の中でかなり重要なところかな、と感じてる。
勿論、それは日々の暮らしの中で釣りに行き続ける事ができないと、つまり毎日とまではいかなくても、年間でそれなりの釣行回数行ける人じゃないとちょっと弱い。測り続ける事が重要だと信じて測り続けてる。

(他に収集できる情報で良いものがあれば知りたいです。偏光つけて海をみて、ルアーの色をピンクにして、アクションカメラで映像残して確認して、とかはやってるけど、、あとは溶存酸素量とか?笑)

でも遠征の人は、遠征釣行時に低水温が発覚してしまうとモチベーションがゲキ落ちする危険があるから測らない方がいいかも。自分はプチ遠征で水温低いと、とりあえず寝る。


水温や黒潮の寄りに関して、これらもチェックしてるけど、精度が少し怪しい。現場とはかなり違うことが多い、というか殆ど違うからなんとも言えない。どっちかが自分のデータと近くてもう片方は全然違ったり、とか。

測るなら白いタニタ

写真のように、ソリッドリング使うときはこのSSで適当に作ったループに通したスプリットリングに繋いでキャスト、ループノットの時はSS外して直に結んでキャスト、何度か測って最高水温を記録してます。

すがりはじめ

悩む。


今朝やられた。

自分の対応に落ち度は?
あるある。

いや、落ち度が見つからない事はない。必ず何かある。道具や対応をある程度の設定で確定させる事はできても、自分自身の集中力、テンションでさえ常にフワフワ揺らぐ。できるだけ確定を増やしたいとは思うけども。

自分の事を全て確定させられない上に、相手(魚、海)は絶対確定させられない。

小さな流れも大きな流れの黒潮も、常に流路を変えているし、風、波、水温も、ずっと変化し続けている。

そんな相手のことを知りたくて知りたくて仕方ないんだけど、集められる情報はたかが知れてる。

実際問題殆ど分からない。魚がそこにいるのか、いないのかすら分からない。そんなんだから釣り人は絶望的に無力。
仮説を立ててみても検証が弱く、思い込みレベルにしかならない。思い込み始めたら逆の事をしてぶっ壊す。

迷走はひたすら続く。

だから切実に、何か魚に近づくヒントや海の事を知りたくて、藁にもすがる思いでブログを開設しました。

自分のここ数年の釣行内容はあれですが、それを少し発信することで釣りや海に対する理解を深めるきっかけが得られれば、と思っています。

屋久島に住み、基本的に磯からGTを狙っています。歩いて磯に下り海を見て、ルアーを投げて、引っ張る。集められる情報を集めて記録し、成功例、失敗例を振り返り続けながら釣りに行く。それだけをしてます。

2019年で6年目、磯で24本、堤防で5本釣ってます。最大は磯で36kg。なかなか厳しい釣りです。

タックル
rb106xx、ソルティガz6500
uc10pro、ソルティガz4500

昨日釣った11kgと以前釣ったおっきいやつ。

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