来年のトカラ準備
来年のトカラ堤防GTに向けて準備。
まず、FCLにしつこく問い合わせをしていたUCB83EXT-MHが再入荷したとの連絡を受けて購入。普段使ってる長い竿とは長さが違いすぎるから当たり前だけど、衝撃的にキャストフィールは違かった。重めのルアーでもスパッと振れる。気持ち良い。堤防は短い竿の方が良いのでは、と思ったりもするので楽しみ。
取り敢えずはこの島で、気分で使い分けて楽しんでみることにする。
次に落としダモ。
リクエストがあったのでちょこっと書いてみる。
これまで単独釣行の堤防で落とし込みダブルギャフ、フライングギャフ(シングル)を使用してみたけど、
落とし込みダブルギャフは凄く楽だけど、狙いが付けられない。プラプラさせてどっかに刺す。食うなら良いけど逃がすなら微妙。
フライングギャフは落とし込みギャフより狙いはつけられる。左手ロッド、右手玉の柄。たまにロッドをモモに挟んで両手でフライングギャフ操作したり。でもなかなかしんどい。
で結局落としダモが良いかなと。魚も傷付けず、入れるのもたぶん楽だろうと。魚浮かしたらタモ落として、ロープ踏んづけといて入ったらロッド置いて引き上げる。引き上げる時は引っ張って足でロープ踏んで、引っ張ってロープ踏んでを繰り返す。そんなイメージ。
結構前に作ろうと思って先生に色々聞いて、材料は揃えてたから遂に着手。
枠は船の操舵ケーブル、コントロールケーブルってやつ。先生にトカラで見せてもらって凄く良いなと思った。これで作るとなんと折り畳めるのである。ヤフオクで探して3000円くらいで購入。
網はゴルフ練習場とかのバックネット、メルカリで4m×2mを購入。2400円だった。
それを適当に縫い縫い。
ケーブルをどう固定して枠にするか、先生のはカシメたとか言うけど、考えてステンレスの結束バンドを試した。でもなんとなく気に食わなくて結局小さいホースバンドで固定。
網は直接枠に付けると、使ってるうちに堤防に擦れて傷が入る恐れがある。
なので網にロープを通して枠より少し小さめの輪っかにして、それを枠に固定する。細めのロープで適当ハーフヒッチで固定。
んで底を適当に絞る。
適当に円周三等分して三本ロープ付ける。
保護用に、太めのロープでもう一周枠をグルグル巻いていく。これがボロボロになっても交換すればOK。最後にオモリを網の底にタイラップで適当に固定。
引き上げ用ロープはたしか12mm。1m間隔でコブを作る。トカラの堤防で使ってるようなのはもっともっと太いけど、10mmでも引き上げられたから強度的にはまあ大丈夫。
引き上げ時のロープ保護用に堤防の角にL字の何か(木とかで適当に作ったり)を置けば全然大丈夫だろうなとイメージしてるけどこれはまだ作ってない。
出来上がったのは直径1.4m、深さ1.5m。
これを折り畳むと自転車のホイールバッグに
若干入らなかった。
とまあ皆落としダモ作って持っとけば、人に頼らなくても何とか上げられるかもヨ。自由に移動できるし。皆様是非作ってみましょう。
追記:
この落としダモの事を快く、書いて良いよと言って下さった先生には感謝しかないです。自分がトカラに行った時に落としダモを持参していたのは先生だけでした。(自分は投網的落としダモ)民宿のを使わせてもらう人もいると思いますが、大半の人は、現地にあるだろ、ぐらいのノリで行くかと思います。こうやって作り方の紹介をさせて頂いた事で落としダモを持参する人が一人でも増え、結果的に魚をスムーズにリリースできるようになれば幸いです。リクエスト頂いたFさんもありがとうございました。